運動開始時と終了時には弱い抵抗で行い、可動域の中間1/3あたりで最大の抵抗を加える。

Gellhorn(1949) はサルの大脳皮質に電気刺激を加え、関節固定時と非固定時の誘発筋電図を比較したところ、関節固定時で筋放電が著しく増大した。このように、抵抗は筋収縮を促通するが、脊髄後根をあらかじめ切断しておくとこの現象が消失することから、固有受容感覚系の刺激が皮質刺激による運動に促通効果を与えることを発見した。Gellhornはこの現象を固有受容性皮質性促通と呼んでいる (柳澤, 2001)

 最大抵抗は運動パターンの促通に一番大事なものであるが、最大抵抗時、息を止めて力むと血圧が上昇する可能性があるので注意し、持続的努力が有害な場合は漸増して行うようにする (バルサルバ現象の防止: Voss, 1985)

 

求心性収縮によってPNFパターンを用いる場合の最大抵抗は、1つのパターンを23秒間のゆっくりした運動を310回繰り返せる程度の負荷とする。

 

 Home